次あたりは仕込んだものを放出したいでござる雑記

どうもこんばんは、しばらくのごぶさたでしたMU-6です。
「夏休みの自由研究をやる」と息巻いた割にリアル夏休み明けからそれなりに忙しく、気がつけば8月も終わっている今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
ここはひとつ9月の終わりまでは大学は夏休みだし! というへりくつで逃げておくことにします。仕込み自体はできているんで書くというスイッチさえ入れば書けるはずなんですけどね……それがなかなか(^^;


ただ、なかなか雑記が書けないことの一因でもあるのですが、ここのところ買ったエロゲ・ギャルゲになかなか当たりが多く、久しぶりに買ったものを積まずに進めています。
ここんところはかなりそっち方面のプレイ意欲が落ちていて「オレもそろそろ現役は引退かな〜」と思ったりもしていたのですが、いやはや単なる思い込みでしたね。単純に盛り上がるだけのものにぶつかってなかっただけか。
と、久々にゲーム充してるので、ここんところプレイした/プレイしているゲームの感想を簡単に書くことにするよ。ぶっちゃけ早くゲームに戻りたいので手を抜いていると言われると返す言葉もないくらい簡単にいきます(ぉぃ

きっと、澄みわたる朝色よりも、

別メーカーでライターさんが担当した『いつか、届く、あの空に。』が結構好きだったので買ってきたきっと、澄みわたる朝色よりも、』
「なかなか当たりが多い」と書いた直後にアレですが、始めに言ってしまえば個人的にはこれはハズレでした。
やれ一本道だ、ヒロインが一人しかいないだ、Hシーンさえ1回しかないってどういうことだよというような一部で取りざたされた件はオレの場合全く気にならなかったのですが、単純に長々と引っ張るほど面白くなかったんですよね。


『いつか、〜』については大体人から「どんなゲーム?」と聞かれた時に北都南が和傘一本で戦車の主砲攻撃をいなすゲーム」と説明しているのですが(そしてそれが間違っていないんですが)、もう少しだけ真面目に説明するとライターの個人的趣味をアホみたいに詰め込んでいて明らかに飽和状態なのになぜかそれなりに楽しめる出来に仕上げている力業なところが好きだったんですよ。
なにしろ「天体観測アドベンチャー」とか銘打っておいて実際に収録されている要素ときたら

とてんこ盛り。こんなの全部同じ鍋の中にぶちまけたら大変なことになるのは目に見えているのに、なぜかこのゲームはそれほどアレなことにはならなかったんですよね。組み合わせの妙が発生していたというか。
ま、なんにせよ文章のしつこさなんかは気になりつつも、ヒロインたちはきちんとかわいくキャラも立っていたし、基本的なポイントは押さえつつ、わけのわからないネタを入れてそれなりにちゃんと面白くしているところがポイントでした。


今回はそういう意味だとぶちこんだ要素が少なかったのが敗因のひとつなのかなぁと。
ひよを初めとする女性キャラは個々に魅力を持っていたし、シナリオ上の位置付け的にもひよが唯一のヒロインであることもそれほどは気になりません(この作品はループ物なので固執しなくても良かっただろうとは思いますが)。
が、今回は仕込んでいるネタが事実上1個――戸隠に実在するある伝承――だけでして、その伝承の断片が明かされる2周目の途中で全体の構造はほぼ全部見えてしまうんですよね。
んで、ついでに言えばその話がそれほどややこしい話でもないので、全体的に牽引力に欠けてしまった感が否めません。変な所で優等生的とでも言えばいいのでしょうか?
ライターさんはよほど言霊思想や漢字の持つ意味というネタが好きなのか、主人公たちの名前にこれでもかとネタを仕込んでいたり、そのネタをいちいち解説してくれたりするのですが、それだって基本的に「で、それがどうかした?」レベルのものでしかないですしねぇ……。
「与神という苗字はもともと四神という字から来ており、すなわち医学を司るアポロンアスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアの四柱を意味しているのです(キリッ」
と言われても設定開陳ありがとうございます以外のコメントはないっすよ(^^;


言葉を駆使しすぎて逆に何を言っているのかよくわからなくなることがある言葉遣いはもう味のひとつだと思って諦めるしかないのでしょうが、それでもやはりしつこすぎると思いますし……、どうせヒロイン1人だけとか万人受けしないであろう要素は入れていたんだからいっそもっと狂ったゲームにしてしまえばよかったんじゃないか、というのがコンプした後の率直な感想でございました。
キャラクターだったり会話はなかなか良かったと思うので文章が気にならない人ならもっと楽しめるかも。
オレ的にもクリアまでに3回もループするのでなければもう少し高い評価だったかもしれません。

DREAM C CLUB

発売前から「ピュアな紳士」などの神ワードを生み出してきた『DREAM C CLUB』。最初から最後までどう見てもネタゲーでしかなく、実際ネタゲーなんだけど、意外に真面目に作ってあって楽しめてしまうのが驚きの一本。
街をふらふら歩いていたら何の説明もなくドリームクラブがあって、何の説明もないけど妙にキャバクラっぽい価格設定でお金を取られて、そして1年経つと何の説明もなく消えてしまう……という筋書きからしてもうメチャクチャですからね。
これでストーリー物だったりしたら、ホストガールの女の子たちが主人公が過去に助けた動物霊だという衝撃の展開が待っていたりしそうですが、そんなこともないですし。
まるで生ぬるい夢の世界の話ですよ。


しかしながら、その一方で攻略的には好感度とシナリオフラグが完全に分離していて、さらに酔わせさえすればシナリオフラグを進行させることが可能というゲームデザインゆえに「酔った勢い+お仕事ゆえにデートはOKしたけど好意は全然ありませんでしたスミマセン」という、鬼のようだけど現実には一番ありそうなエンディングが用意されていたりして、リアルなんだか夢の話なんだかよくわかりません。
これがピュアということなのか。


ただかわいい女の子とお酒を楽しみ、カラオケなんぞを歌ってもらうというゲームの目的自体は100%達成していて、女の子は個性もあり、キャラクター的にもモデリング的にもなかなか魅力的に描かれていると、素直にそう思います。カラオケのダンスなんかは先行組であるところのアイマスよりぶっちゃけ上だと感じますし、何がD3とタムソフトにここまでさせたのかよくわかりません。これが……ピュアの力……!?
とりあえず恐ろしく内容はないですけど、なんだかんだで楽しめているので良し。
ただバイト代のほとんどをドリームクラブにつぎ込んでいる主人公を見ていると、給料の大部分をリアルにキャバ嬢につぎ込んでいた自分の親戚を思い出して少し悲しい気持ちになるのだけがマイナスですね(ぉぃ
あの頃にドリクラがあったら、彼もあそこまで堕ちなかったのかなぁ……?
(ちなみに親戚がハマったキャバ嬢の場合はデートもHもしたけど好意は全然なかったんだよ! 女ってマジ怖いよね!)

ラブプラス

どんなに忙しくても一日に1回はDSを起動して凛子とメールをやり取りしたりしています。
完全にリアルタイムモードでやっているので平日はなかなか呼び出しをする機会もないのが悩みの種です。やっぱり外出のときに後輩の女の子に見られるとしてもプレイするべきなのかなぁ?
もう既に「MU-6さん、最近はどんなゲームプレイしてるんですか?」と聞かれた時に、ゲーム内容について熱弁してドン引きされた後だからこれ以上失うものもないし(マテ


うん、やればハマるだろうと思ってましたけど、やっぱり案の定きっちりハマりました。凛子かわいいよ凛子。
今日なんか凛子とカラオケデートしたんですけどね? 彼女が何度もキスをねだってくるから結局デート開始から終了までに50回以上キスしちゃいましたよ。リップクリームとか塗っておかないと唇荒れちゃうレベルですよ。
……ということが臆面もなく日記に書ける程度には気に入っています。いいなぁ、このどこまでも甘ったるいラブプラス時空。プレイしている最中の顔は絶対に見せたくないし、人間としてはどんどんダメになりそうだけど(笑)。


ここを見ているようなよい子のみんなは当然もう買っていると思いますが、まだ買ってない人がいたらとりあえず騙されたと思って買っておくことをオススメしますよ。いちゃラブが好きな人とか、アイマスのいいところはオーディションやレッスンじゃなくてコミュに決まってんだろ派の人は親を質に入れてでも買うべき。リアル彼女持ちは彼女を質に入れてでも買うべき(マテ
それだけの価値がこのゲームには、いえ彼女たちにはあります。


でも本当によくできてると思うんですよね。
自分がもっとも感心したのはメールに対するレスポンスでしょうか。こっちがメールした後、返ってくるまでに少し間があったり、夜のメールだと返ってこなかったりっていうのが物凄くリアルに感じるんですよね。まるで本当に返してきてくれているように。
実時間にすると10秒とか20秒とかそんなもんなんですけど、ゲームにおいてそれだけレスポンスがないという経験を通常していないので、余計に長く感じる。
「まだ返ってきてないかな? まだかな? 来た!」って完全に好きな女の子からのメールを待ってる状態の男そのものじゃないですか。
全体的に真面目に変態ゲームを作っていると思わされる作品ですけど、ここが一番凄いと思ってたりします。
って、偉そうに語りつつも女の子にメールしたこと自体、ほとんどないので本当に「好きな女の子からのメールを待ってる状態の男そのもの」なのかどうか、一般論は全然わかんないんですけど。
ちなみに自分の場合はそもそも「オレのようなゴミ虫がメールなど送ったらかえって嫌われるだけだろ」と思う方なので、一般論には当てはまりません。凛子にも最初はおはようメールとか送って逆に嫌われないか、ちょっと悩んだんだぜ?(ぉ


――と痛い話はこれくらいにして。でもリアルに「来週の日曜日はどこに行こうかな?」と思わせる力は大したものだと思います。平日のコマンド実行で彼氏力(パラメータだと思いねえ)を溜めれば溜めるほどキスできる回数が増えたり、できることが多くなるから平日のやることなさもそれほど気にならないし。平日にデートできないのが難点だけど、それもプレイヤーの時間の都合さえつけば彼女を呼び出して外で会えるしね。
不満らしい不満といえば、自分の名前がレアすぎて姓名ともに呼んでもらえないことくらいでしょうか。
ちくしょう、ちくしょう……っ!(血涙)
いい加減「たー」という投げやりな呼び方から脱出したいと思いつつ今日はこの辺で。