『ライラの冒険』見てきた ☆☆☆

週末になりますが、『ライラの冒険:黄金の羅針盤』先行上映を見てきました。
今、長い文章を書くだけの余裕がないので凄く簡単にですが感想をば。


もはやハリウッドのファンタジー大作ではおなじみの光景ではありますが、かなりダイジェストになっているのか原作を読んでいない自分には総じて駆け足気味に感じました。
だって特殊な用語の解説すらないんだぜ? 「マギステリウム」とか「オーソリティー」とか何かと思ったよ。
まあ、主人公のライラはもともとその世界に住んでいるんだから誰も解説してくれる人がいなくて当たり前なんですけど(ついでにフォローしておくと大体推測で「こういうものかな?」というのはわかりますが)。
全3部作の1作目ということで思いっきり「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わっており、物足りなかったかなというのが正直なところ。
まさかお話の序盤も序盤に起こった事件が解決したところで映画が終わってしまうとは……。
熊の王を決める戦いの辺りはそれ相応に盛り上がった気もしますが、あれだけCM打ちまくっている超大作なら、もっとうんと盛り上がって欲しかったなぁ。


とはいうものの、原作を読んでいないこともあり割と素でどこを楽しめばいいのかよくわからなかった『ナルニア国物語1章』よりは個人的には面白かったです。
あの姉妹よりはダコタたんの方がうんと可愛いしな!(マテ
とりあえず揺れつつも星の数は3個くらいにしておきます。
もっとキャラを掘り下げていてくれればずっと良かったかもしれないな、とかなんとか。
原作はその辺がクリアされていると思われるので機会があれば読んでみたいところです。パンフレットの紹介記事によると「児童書とは思えない衝撃のラスト」らしいので(パンフの記事を鵜呑みにしていいのかというのは禁句だ)。