世間では春休みというものに突入していると知った日のこと

出勤時、袴姿の女性を見かけました。一瞬、「とうとうこんな街にまでコスプレ女が現れるとは世も末だな」と苦々しく思ったのですが、よく考えるともう卒業式シーズンなんですよね。どうやら世も末だったのはオレの頭の中だったようです。
秋葉原が……あの街が毎日がコスプレイベントみたいになってるからいけないんだよ……(責任転嫁)。


春休みというココロオドル文化と縁がなくなって、もう数年経ちます。
今じゃ自分も、仕事で外出した際に「今日から私たち中学生でも高校生でもなくなるんだよね」「じゃあ今の私たちって何なんだろう?」「……ニート(爆笑)?」なんてことを話している女子中学生をまぶしく眺めるオッサンになっちまいましたよ。
べ、別に女子中学生だからまぶしかったわけじゃないんだからね! 喋ってる内容がまぶしかっただけだからね!
どうでもいいですがあと数年経ったときに彼女らが「今日から私たち大学生でも社会人でもなくなるんだよね」「じゃあ(以下略)」なことにならないことを祈ってます。そのときには多分「(爆笑)」とかやってられないはずなんで。


一方で卒業式シーズンということは、その直前にある受験シーズンが終わったことも意味します。
電車に揺られていたら
「結果を出さなきゃ意味がない結果を出さなきゃ意味がない」「そりゃ東大に行った連中は偉いよ? でもあいつらは手段が目的にすりかわってる」
とずっと呟き続けている予備校生を見かけてそのことを痛感するMU-6さんなのでありました。
うん、いろんな意味で春が来たんだなと思った。
ってか、今からそんなキていて本番まで保つんだろうか……?