第3四半期も終わったのでここ3ヶ月で見た映画を振り返ってみた

前回映画関連まとめエントリを書いてから早3ヶ月。
その後も安定したペースで映画は見続けており気がつけば10月後半に入ったところで50本を超えました。まだ2ヶ月ちょっとあるので60本までは行かないにしても、1週間に平均1本以上見るペースは維持したまま2008年を終えることになりそうです。
やっぱりドアトゥドアで30分かからない場所にシネコンができたのが大きいんでしょうね。去年から今年にかけて見る量がどんどん増えているような気がします。


さて、他に書くことも思いつかないので今回は前回同様に7月〜9月に見た映画を振り返ってみたいと思います。例によって独断と偏見に基づいて適当に評価も付けてますのでよろしければご参考まで。

大体こんなところでしょうか。今回挙げている中でオススメなのは『ダークナイト』、もうこれに尽きるでしょう。『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』も含めてこの夏から秋にかけてのアメコミ原作映画はいずれも結構よくできていたと思いますが、その中でもこの作品は群を抜いていると思います。
本国でも日本でも見た人の評判は凄くいいので(でも日本では全然ヒットしなかったのですが)今さら語る必要もないのでしょうが2時間半近い上映時間を少しも長いと思わせない圧倒的な密度、息もつかせぬ怒濤の展開、二転三転するストーリーというボリューム面・観客を飽きさせない演出面もさることながら、前作以上に「ヒーローであることの葛藤」を突きつけバットマンの苦悩を描いたシナリオはお見事。それでいて単に苦悩を描いて終わらせるのではなくジョーカーとの戦いの中でバットマンに対して少しではあるけど救いも与えてますからね、大したもんです。
アカデミー賞を取るのでは?と言われているヒース・ロジャーの演技についてはもう「見ればわかる」としか。本物の狂気とジョーカーの奇妙な魅力とを見事に表現してると思います。
この映画と「パワードスーツと女秘書が嫌いな男の子なんていません!」でおなじみ『アイアンマン』は単独エントリで感想書きたかったなぁ……。


とまあ、今回挙げた中で万人にオススメするとしたらそれくらいでしょうかね。
個人的には『インクレディブル・ハルク』と『カンフー・パンダ』もウェルメイドな作品で良かったと思います。ボーッと見るのにはいい感じ。いや、『ハルク』の方は本来割とシリアスな話なんだけど恋人とHしようとした瞬間、変身しそうになって大慌て*1というシーンのインパクトが強すぎた(ぉ

*1:ハルクは心拍数が200を超えると巨人になって破壊の限りを尽くしてしまうのです