今さらだけど西又御大のお酒を飲んでみた

3月の終わりに友人と一緒にとあるイベントに出かけたのですが、その際に先月中旬の物産展でゲットしていた西又酒こと「五年蔵焼酎乙類・七曲がり峠 花嫁道中」を飲む機会がありました。
今や西又先生といえばスターウォーズ画集の日本代表になるわ、デザイナーデビューするわでもはやその勢いを止める物は誰もいないオタ絵師として脂がのりきった方なわけで、最終的には文部科学大臣西又葵くらいになってもおかしくないお方ですが、彼女のサイドビジネス大躍進のきっかけのひとつとなったブツですね。
西又ファンに刺されたくないので営業妨害になってしまってもアレなんで先に自己弁護しておきますけど、自分はほとんど酒が飲めない人間です。ですのでここから先の感想はある程度割り引いて読んでくださいね?
……ってこの書き方してる時点でどういう感想が来るのかはもうおわかりだと思いますけど(^^;


すごく……臭いがきついです……(´Д`;
ハッキリ言って酒飲みの人から見たら「そんなの酒じゃねえ!」と怒られそうなくらい水で割ったんですけど、それでも飲もうとすると必然的に鼻に飛び込んでくる臭いが――あえて「匂い」ではなく「臭い」と書きますが――猛烈に鼻孔を刺激してくるんですよ。五年ものの焼酎ということはいわゆる古酒になるわけでして、泡盛などのように臭いがきついことは覚悟していたつもりなんですけどそれを差し引いてもかなり強い臭いのお酒だと思います。
とはいえ、これでは臭いのイメージが湧かないと思いますので実際の事例を挙げることにしましょう。

◆具体的な事例その1
花嫁道中に打ちのめされたMU-6さんと友人1号は泊まっていた旅館の1階までお茶を買いに行きました。で、部屋を出てからおよそ5分くらいでしょうか、お茶を買って戻ってきた自分が扉を開けると……部屋の入り口まで漂う花嫁道中の強烈な臭いが!

◆具体的な事例その2
MU-6よりはだいぶ濃いめに割ったお酒を飲みきれなかった友人1号はもったいないと思いながらも旅館の洗面所にコップ半分ほど残ったものを捨てました。
1時間ほどして「そろそろ寝ようか」と歯を磨きに洗面所に足を運ぶと……洗面台からかすかに、しかし確かに放たれているあの臭いがっ!

……これで少しはイメージが湧きますかね。
ちなみにもっとひどい事例としてMU-6さんがアメリカンジョークっぽく叫んだ「なんてこった! こりゃまるで葵ちゃんの○○○○の臭いだな! HAHAHAHA!」というコメントもあるのですが、酒の席とはいえあまりにも公序良俗に反するコメントなので伏せ字を入れさせていただきます(伏せ字が入ってるだけで十分ダメですけど)


まあ真面目な話をすると、もちろん自分とて好きな人には長期熟成させた焼酎ならではの独特の臭いがたまらないんだろうなぁということは承知しているのですが、少なくとも御大のブログコメントで語られるような飲みやすいタイプのお酒ではないと思うんですよね(^^;
実際、しょっちゅうお酒を嗜んでいる別の友人も「これはかなりクセが強い方だと思う」と言ってましたし。
何とタイアップして何を売ろうと構わんのですが、「羽後を広くアピールしたい」ということであれば他に展開している米・いちご・牛肉(入りカレー)のようにより手広く手堅く受け入れられそうな商品とタイアップした方がよかったんじゃないかな〜とかなんとか。同じ酒造会社が作っている純米酒とかもあるわけですし。
なんでこの商品にしたんだろ? 西又先生のラベルが付いていない状態だと720mlで930円のお酒が、先生のラベルやら特別包装が付くと1500円になるのと並んで不思議です(マテ
思ってないよ! ラベル代が570円は高すぎだろとかちっとも思ってないよ!


え? ああ、味ですか。すみません味については自分の場合、ビールとジュースの味が強く出ているカクテル類を除いて全部同じ味になってしまうので聞かないでください(えー